2015年05月04日
白毛のサラブレッド ハクバノイデンシが栗毛の仔馬を出産
白毛サラブレッド、ハクバノイデンシが仔馬を出産しました
予定日をとうに過ぎ、スタッフ生徒一同心配していましたが、ポニーのハナコに続きビックリするほどの安産
というよりも、予兆がほとんどなく、珍しい昼出産、さらにスーパー安産過ぎて放牧場ですんなり出産しちゃいました
ハクバノイデンシの3頭目の仔馬は父馬のアドマイヤジャパンの毛色を引き継いだ栗毛の牡馬でした
それにしてもかなり大きな仔馬ですイデンシはこんなに大きな仔を長期間よくぞ抱えていたと思います
その間に仔馬は自力で立ちあがることができました生まれてから約20分立派です
仔馬は順調に産後の時間を過ごしていますが、今回の出産ではハクバノイデンシの後産(産後に子宮から胎盤がはがれでる)がなかなか降りてこない、乳の出が悪いなど気がかりな点もありました
イデンシも出の悪い乳を知ってか知らずか普段よりモリモリとエサを食べだしました
仔馬の命を左右する免疫成分がたっぷり入った初乳は何としてもはやく飲ませたいところ
まだ出の悪い乳から初乳を絞り出し、哺乳瓶で与えることになりました
絞ったイデンシの初乳量はすくないですが、粘って色が濃い栄養満点の大切なお乳です
ハナコの出産のときもそうでしたが、母馬は仔馬を自分の子と認識してから急速に母性がわきあがってくるようで、お産の直後よりもある程度時間が経過してからお母さんらしいしぐさが現れてきます
後産が無事に降り、仔馬も好きなだけお乳を飲むことができるようになりました
0歳馬が2頭無事にそろって、インターアクションでは今までになかった親子たちの光景をみることができるようになりました
これから仔馬たちが育っていくことで、離乳や馴致などたくさんのことが待っています