2015年05月05日
本校卒業生の騎手候補生 川又賢治くん JRAホースショーに出場
本校卒業生の川又賢治くんが競馬学校騎手課課程の33期生としてJRAホースショーに出場しました
JRA馬事公苑では毎年5月の連休に3日間にわたって豪華なホースショーが開催されています
川又くんが出場する「DESCENTカップ」はトップスコア競技
この競技は、難度に応じた点数がつけられた障害物を規定時間以内に選手自身が選んだコースで飛越する点取り競技
無過失で飛越した時に得点が加算、最高得点を得た人が勝者となります
障害物の中に1つある「ジョーカー障害」は飛越すると高得点が与えられますが、落下させてしまうと同じ点数分だけ減点になり、得点に大きく影響します
ジョーカー障害への挑戦は馬の調子、そして騎手の決断にかかり、この競技の見どころです
川又くんが騎乗馬にまたがりグラスアリーナに勢いよく飛び込んできました
勝つことしか考えていないという以前からの宣言通りジョーカーに向かって行きました
すかさず小さく回転してもう一度ジョーカーに向かいますが、同じく逃げてしまいました
しかし派手派手ジョーカーにだいぶひるんでしまったのか、リベンジならず~
ジョーカーに対する気勢(意気込み)がもうひとつ足りなかったのかもしれません
「ジョーカーをとばせることができなくて悔しいですあの障害を跳んでいる所を写真に撮ってほしかったんですけど」
残念ながら得点を伸ばすことはできませんでしたが、騎乗経験がほぼ未経験で本校に入学した川又くんがこのような有数の大会に参加するまでに成長した姿をみることができとても嬉しかったです
これからも努力を続け、ホースショーのインタビューで放送されたようにトップジョッキーを目指して頑張ってね
今回のホースショーでは茨城県の乗馬クラブに就職した卒業生の松井くんにも会うことができました
新米ですがこのようなレベルの高い競技会で貴重な経験を積ませてもらっているようです
それぞれの卒業生が着々と実力をつむために今いる場所で精一杯頑張っていました