2013年07月21日
装蹄師という仕事
走路でふた組での併せ
馬たちの息遣い、かき上げる砂の音が聞こえてきます
日々走る馬たちの肢を支えてくれているのが装蹄師さんたちです
馬たちは様々な仕事をするにあたり、肢に蹄鉄をはかせます
人間同様馬のツメも毎日少しずつ伸びていき、蹄鉄は運動によってすり減っていきます
これは競走馬がはいている軽いアルミでできた蹄鉄
肢一本あたり数百キロの体重を支えるため、蹄鉄はすり減り、時には強い衝撃によって写真のように歪んでしまうこともあります
人の足や爪の形に個性があるように、馬にも形、質、成長速度に差があります
たくさんの蹄を見て、触って、見続けてみなければ違いが分かることはないでしょう
少しずつ薄く蹄を削っていくところ、釘を打つつける所・・・見飽きる事がありません
担当者は担当馬の装蹄に付き添って、普段の馬の様子や運動状況を装蹄師さんに伝えます
装蹄の様子を見たりお話を聞くことで、普段の蹄管理をより意識的にできるようになります
インターアクションホースマンスクールでは現在乗用馬で2名、競走馬で2名、計4名の装蹄師さんが馬の肢の健康をサポートして下さっています
蹄のバランスを直し肢の負担を減らす装蹄師さんのお仕事
『蹄(ひづめ)なくして馬なし』といわれるように、馬の能力を最大限に活かすには普段からの管理が重要になってきます
毎日のきちんとした手入れの成果が現れるのは・・・2~3か月後
日々の意識が馬の健康を支えていきます
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