2017年12月22日
馬の毛色って、と~~っても奥が深いんです!!
みなさんは、全身が黄金に輝く馬が世界にいるというのを知っていますか
「アハルテケ」という品種の馬で、世界に約3500頭しかいないそうです
サラブレッドの毛色として認められているのは『青毛・青鹿毛・芦毛・鹿毛・栗毛・黒鹿毛・栃栗毛・白毛』の8種類
トーセンディケムは何毛でしょうか
では、ピュアブロッサムはディケムより黒っぽいですが何毛だと思いますか
鹿毛は全体の約50%も占めている一番多い毛色で、明るい鹿毛から黒っぽい鹿毛まで幅があります
アブちゃんは「黒鹿毛」で、先程の鹿毛より全体的に黒味がかかっていて、全体の約14%もいます
エスティタイムも黒鹿毛のようにみえますが、タイムは「青鹿毛」といって黒鹿毛よりもさらに黒っぽく全体の約3%しかいません
「青鹿毛」と「黒鹿毛」と違いは、眼や口の周りなどに生えている茶色の毛の範囲
さらに青鹿毛より黒く漆黒の馬体をしているのが「青毛」で、全体の約1%未満と少なく、インターアクションではボレロが青毛になります
ミステリーやリーチ、本校生産馬のインターライオットがこの毛色
両親が共に栗毛だと、100%栗毛の子どもしか生まれない「栗毛の法則」というものがあるんだとか
栗毛にも鹿毛のように黒っぽい毛色があり、「栃栗毛」といいます
栃栗毛は青毛と同じく約1%未満で、現役競走馬ではダート競走で活躍中のノンコノユメ号がこの毛色です
青毛と栃栗毛よりもさらに数が少ない全体の約0.04%が「白毛」で、白毛の始まりは突然変異
ハクホウクン、ハクバノイデンシ、ハクバノスケが本校にいる白毛になります
芦毛はの馬は、生まれた時は白毛以外の毛色の産毛をしていて、産毛が抜けると同時にグレーの毛色になり、年齢を重ねていくにつれてどんどん白くなります
白毛は生まれた時から白く、地肌がピンク色しているのが特徴ですよ
ゴールドシップ号やオグリキャップ号など人気馬が多い毛色が芦毛ですね
『栗毛の法則』のように芦毛にも『芦毛の法則』というのがあり、両親のどちらかが芦毛でないと芦毛の子どもは生まれないが、必ずしも芦毛が生まれるわけではないそうです
馬の毛色って奥が深い・・・