2013年05月24日
美浦トレーニングセンター見学へ
競馬学試験は見事全員合格ということで、まさしく勉強したその舞台
美浦トレーニングセンターへやってきました
JRA中央競馬会の東日本中心地区でもある施設は規模が大きく、一つの施設内でこれだけの人、馬の頭数を眺める機会はそうそうありません
まず生徒は中が街のようになっていることに驚いたそうです
厩務員さんたちがムチを握りつつ出勤する様子もドキドキだったとのこと
お邪魔した当日は週に2回の追いきりの日
ダービー前ということもあって報道陣も多数
引き締まったピリピリとした雰囲気の中でも、調教師・騎手・厩務員の方々は生徒達がした挨拶を必ず返してくれました
そういった姿勢にも生徒達は感動していました
これだけ多くの馬が調教を受けている姿を見るのは全員初めて
列を乱すことなく統率の取れた風景は壮観です
調教風景見学後は、今回もスタンド内の食堂で厩務員さんたちに混じり朝食普段の食事とは比べ物にならない緊張感(笑)
その後、いつもお世話になっている牧光二先生の厩舎を見学させていただきました
厩舎が隅々まできれいだったことや馬房の大きさ、競走馬が食べている飼料の量など驚きの連続
このような最深部まで毎年見学させていただき、ご厚情痛み入ります
大人数にも関わらず丁寧に迎え入れ対応してくださった牧厩舎の皆様、大変ありがとうございました
その後調教をひとまず終えた田中勝春先生がいらしてくださり、2歳馬の坂路調教を見せていただくことが出来ました
勝春先生「うまく馬に乗れるようにならないとなかなかここで働くことはできないからうまくならないと」
騎手・厩務員ともにプロとして表舞台に立つのは難関の職種
それだけにこうして覗いた現場は生徒達にとって実際「夢の舞台」となった事でしょう
様々な場所で見学している際生徒達が感じたのは牧厩舎の、そして施設内で働く方々の雰囲気
忙しいなか作業を止め、非常に親切に対応してくださった皆さんからはイキイキと自信に満ち、泰然とされた印象がありました
その溢れる自信が、毎年生徒達も感じる働く方々のオーラのようなものなのではないかと思います
勝春先生、お忙しい中にも関わらずご案内いただきありがとうございました
学校へ帰ってきた後、生徒達の今回の感想をまとめると「全てがひたすらカッコイイ」との事でした
競馬に詳しい生徒も、今回改めて知った生徒もとても興味深い貴重な経験ができました
こういった機会を作ってくれた皆さんに感謝し、自分達の技量を高めるべく明日からまた頑張ろう