2016年05月12日
本校で生まれたサラブレッド 「ハクバノイデンシの15」の健康手帳が発行されました
本校で生まれたサラブレッド、「ハクバノイデンシの15」の健康手帳が発行されました
昨年の10月に登録員の方がインターアクションにお越しになり、「ハクバノイデンシの15」は特徴検査をうけました
「馬の検査、注射、薬浴、投薬証明手帳」、通称『馬の健康手帳』です
登録されたサラブレッドは1頭につき1冊の健康手帳を所有しています
中を開くと1ページ目には血統登録番号、品種、性別、毛色や生年月日などの様々な情報が記されています
マイクロチップのバーコードも載っていますね
2007年以降に生まれた競走馬にはマイクロチップの埋め込みが義務化されています
この「特徴」欄に書かれている『大流星鼻梁白鼻梁鼻大白上唇白』というもの
これは「ハクバノイデンシの15」の顔の白い模様の形の呼び名です
だいりゅうせいびりょうはくびりょうびたいはくじょうしんはく・・・、読みにくい
馬の絵に×印がついているところは旋毛(せんもう)がある場所です
旋毛とはつむじのこと、人は頭につむじがある人とない人がいますが、馬も同じようにつむじがある馬がいます
「ハクバノイデンシの15」は「珠目二(しゅもくに)」、珠目という場所に2つ そして「吭搦(のどがらみ)」、「髪中(かみなか)」と呼ばれる場所にも
足の柄は前足は「細長白」、後足は「長白」など体中の特徴が漏らすことなく記録されています
こと細かく書かれたその馬の特徴にマイクロチップの情報も加わって、1頭のサラブレッドとしてしっかりと登録されました
これから育成牧場や休養牧場への移動、予防接種の注射をうけるたびにこの手帳に証明の判がおされていきます
「ハクバノイデンシの15」のヒストリーが伸展していくことを願っています
数々の移動を繰り返してきたオーバー20のタカラスター、ハクホウクンの健康手帳は書ききれなくなったので2冊でくくられています