2015年03月05日

2歳の若馬たちの運動と馬への責任感

北海道のオーナーブリーダーの牧場から6頭の2歳サラブレッドが輸送されてきました

昨年秋は1歳馬たちが、年をまたいでからは明け2歳馬になった馬が続々と入厩しています

そして現在は9頭の2歳馬たちが牧場で過ごしています

さすがに輸送疲れがあるようで、馬房内で横になりながら牧草を食べる姿も

前の便でやってきた2歳馬たちはすでに騎乗がはじまっています

サラブレッドの競走馬としてのデビューは速く、JRAでは2歳の夏から、地方競馬では4月から新馬戦がはじまる競馬場もあります

この時期の馬は人間で言うと10代前半から半ば

軽種（サラブレッド）は6歳くらいまで体が成長するので、肉体やメンタル面に注意しながら運動を進めています

大人の馬に比べて筋力が少なくバランスも不安定な若い馬に騎乗するには、繊細な技術を求められます

騎乗者の理解と経験で、長く活躍できる競走馬をつくることができます

1頭の馬をつくるという大事業は、長い間の努力なしには完成されません

生徒たちもこれからさらに自分の世界（牧場・乗馬・競馬）で成長して、日本の馬業界をひっぱるホースマンになってほしいです