2016年11月06日
卒業生の川又賢治くんが東京競馬場で行われた「公開模擬レース」に出走しました
競馬学校33期生による「公開模擬レース」が東京競馬場で行われ、本校卒業生の川又賢治くんの雄姿を見学に行ってきました
今回実施される模擬レースは、観客を前にして行う2回目のレース
前回は競馬学校、そして今回は東京競馬場ということで、デビューに向けて実践式の実地訓練が行われます
模擬レースが行われるのはお昼休みの時間 騎手候補生たちが乗る馬達がパドックにやってきました
馬たちを曳いて歩くのは競馬学校の厩務員課程のみなさん、厩務員課程の人たちにとってもこのレースはデビュー前の実践の場になっているようでした
準備が進む中、レースのチラシを配っている35期生の芳賀天南さんを発見
教官のあいさつの後「よろしくお願いします」と力強い声で観客へ一礼した川又くんたち
写真撮影の合間には仲間たちと一緒にリラックスしている様子で、仲の良さが窺えます
少し緊張した面持ちですが、応援してくれたお客さんに何度も頭を下げながらパドックを周回
ターフビジョンに騎手生たちの挨拶、プロフィールがながれるなか本馬場入場
馬名ではなくジョッキーの名前がメインで紹介される、模擬レースならではの珍しい光景
この大ビジョンに賢治くんが映っていると思うと感慨深いものがあります
スターターが旗を振りファンファーレが鳴るのですが、このとき使われる曲は東京・中山開催のGⅠレース時に使用されるあのメロディ
序盤から積極的に前に出た川又くん、4コーナーでは先頭と位置につきましたが直線、馬の脚が伸びず惜しくも5着
入着とはなりませんでしたが、見せ場のあるいいレースができたのではないでしょうか
直線の競り合いでは客席から頑張れいけ差せと声がかかり、本当のレースさながらの雰囲気
決勝線を切った騎手生たちに観客席からは大きな拍手が送られました
検量室に戻った賢治くん、厩舎実習でお世話になった栗東の森調教師とレースをふり返る場面もありました
来年の騎手デビューに向けて、これからもたくさんの勉強を積んでほしいと思います