2022年07月25日

『第74回 全日本障害馬術大会 Part Ⅱ』に引退競走馬シゲルジャンボイモが出場!

7月21日(木)~7月24日(日)にかけて、兵庫県三木市の三木ホースランドパークで行われた『第74回 全日本障害馬術大会2022Part Ⅱ』に、本校から引退競走馬のシゲルジャンボイモが出場しました51


7月21日(木) 大会1日目

大会初日は、競技会場に慣らすための「フレンドシップ競技」と内国産障害飛越競技に出場する馬を対象とした馬体検査「ホースインスペクション」が行われました320044[1]

はじめての競技会場と、全国から200頭近くが集まる全日本大会の雰囲気に興奮気味のジャンボイモ59

そんななか無難にフレンドシップ競技を終了しホースインスペクションも無事に通過しました323997[1]


7月22日(金) 大会2日目

いよいよ本番の競技がスタート57

今回の全日本大会は「中障害C(120㎝)」と「内国産障害(125㎝)」の2つの種目の出場権利を獲得し出場887

大会2日目と3日目に予選競技、4日目の最終日に決勝競技が行われます52

まずは、内国産障害飛越競技(予選)

日本国内で生まれた乗用馬、日本国内で出走経験のある引退競走馬限定の、内国産馬チャンピオンを決める競技です210103[1]

高さが最大125cmある障害を10障害13飛越するこの競技は、内国産限定で高さが高いこともあり、少数精鋭29頭のエントリー233644[1]

派手な障害物に苦戦しながら最終障害まで達するも、踏切位置が合わず最終10番障害で無念の2反抗失権

残念ながら決勝進出を逃してしましました

そして次に、中障害Cクラス1回目の予選競技 中障害飛越競技 C(S&H)(115㎝)

ランキング上位の馬しか出場できないこの競技には65頭がエントリー886

ランキング93位のジャンボイモは、上位馬の辞退もありギリギリで出場権利を獲得

2つの障害の落下に加え、苦手のリバプール障害で1回の反抗を喫し53位

2日間の予選競技で上位60%が進むことが出来る決勝競技進出に不安が残る結果となってしまいました304


7月23日(土) 大会3日目

この日は、中障害飛越競技 C(標準)に出場322995[1]

前日の中障害飛越競技C(S&H) と併せた結果の上位60%(38位)の人馬が決勝競技に進める大事な競技54

前日53位のジャンボイモは、入賞しないと決勝に残れない絶体絶命の状況で、攻めの走行で臨みましたがあえなく撃沈

それでも65頭の出場馬のうちサラブレッドはわずか7頭という中、権利を獲得し全日本の舞台にチャレンジできたことが、まだ7歳のジャンボイモにとって大きな経験になってくれたと思います

「中障害C(120㎝)」と「内国産障害(125㎝)」の2つの種目共に最終日の決勝に進むことはできませんでしたが、暑さを避けての夜中の長距離輸送、暑い中での競技、慣れない環境でジャンボイモはよく頑張ってくれました

また、全日本大会に同行してくれた乗馬クラブ就職志望の生徒にとっても、良い勉強とこれからの目標を持つための良い刺激になる競技会遠征になったと思います

人馬ともに本当にお疲れさまでした

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