馬と人の相互作用

人を乗せるための馴致調教を受けているＳ号

今までは金原先生が腹ばいでＳ号の背中に乗り、人が乗ることに慣れさせていましたが、とうとう跨るときがやってきました

来たばかりの頃は重みから逃げようと興奮していましたが、毎日根気強く「音声」と一緒に覚えさせてきた成果がでました

馬が慌てる場面があっても調教で教え続けてきた「音声」を使うと素直に従っています

人間の指示から逃走することなく、従うことを理解したＳ号

速歩まですることができましたあとは口向きや音声以外の指示を勉強させていきます
「逃げる本能」を持った馬がその本能を我慢し、学習し、納得し、従う

馬の持つ賢さ、素直さのお陰で私たちは馬と共に暮らし、乗ることが出来ています

その普段忘れがちな馬の聡明さに感謝して、日々過ごしていきましょう