2018年10月29日
千葉県民体育大会 馬術競技に 6頭12人で参加!
毎年富里市で開催された千葉県民体育大会馬術競技に、1年生から3年生の生徒8名、講師4名で参加してきました
今回の競技会は、若い乗馬調教中の新馬たちと、生徒の練習でいつも頑張っている馬たちでの参戦です
先輩の細野さんは、直前まで職場研修に行っていて「ボレロ」での練習がほとんどできなかったことも影響し悔しい結果に
そして、本校で特別講師をして頂いているJRAジョッキー田中勝春騎手の実家の生産馬「キングアスリート」
4月に競走馬を引退してから乗用馬転用調教をして来た神田先生がA2課目、L1課目、細野さんがA2課目に出場
1頭目は「ナウズザタイム」加藤先生が調教、トレーニングをしている4歳サラブレッドです
まずは、馬を競技会場、障害物に慣らすために、加藤先生がフレンドシップ競技、80cm障害にオープン出場
スピードに乗ったスムーズな走行で減点0のクリアラウンドで2位入賞
母が「ハクバノイデンシ」祖父が「ハクホウクン」という白毛血統の末裔です
体が小さく競走馬としてデビューすることはありませんでしたが、本校で2歳から少しずつ乗用馬調教を重ね、今回が競技会遠征デビューです
まずは、腰越先生がフレンドシップ競技、80cm障害にオープン出場
その後、2年生河谷くんが80cm障害、クロスバー障害に出場し、2走行とも、障害の踏切をジャストで外してスライディングストップをされた1反抗のみでゴール
2年近く「ハクバノスケ」の担当で、噛まれても、踏まれても愛情を注ぎ、屈腱炎や骨折をケアし、障害調教をサポートするなど「ハクバノスケ」の競技会デビューを支えてきました
コース途中で、巻き乗りによる1反抗があったものの、1年以上前から目標としていた「ハクバノスケ」で競技会出場&ゴールを切るという目標を達成することが出来ました
3頭目は障害競技、障害練習馬として活躍をしている「トーセンディケム」
兄にG1ホースの「ノボジャック」その「ノボジャック」は本校で生産したサラブレッド「イガノノニの2018」のお父さんという血統の持ち主です
「トーセンディケム」には昌良先生、高校2年の春田さん、1年生の吉田さんが騎乗
春田さん&トーセンディケムのコンビは、8月に行われた北総サマーナイトホースショーで活躍した組み合わせ
でしたが、80cm障害では痛恨のミス、クロスバー障害ではタイムがこぼれて減点1で悔しい結果に
それでも、続いて出場した競技会初出場の吉田さんがクロスバー障害で2位入賞
うまく先輩から後輩にバトンを渡し、良い結果を出してくれました
競走馬時代はJRAで9歳時に勝利を上げ、準オープンクラスまで昇級し長く活躍した働き者
学校でも新入生レッスンから障害練習、走路騎乗までマルチに活躍し、本校の体験入学、体験合宿でも登場するなど、多くの生徒たちを乗せる働き者です
大忙しの「ストロングロビン」ですが、今回は久しぶりに障害馬術競技に遠征し、80cm障害で2年生の本間さんと1年生の小林くんが出場
小林くんが4位入賞、本間さんが3位入賞と、久しぶりの馬術競技会でもしっかりと仕事をしてくれました
そして2日間の競技会で生徒全員が入賞リボンを獲得することが出来ました
今後の馬術競技会は、今週の那須トレーニングファーム遠征、そして本校主催で、生徒全員が出場する第11回親睦馬術大会&乗馬技能認定試験と続きます