2016年06月08日
日本競馬発祥の地! 横浜・根岸にある「馬の博物館」見学へ
日本初の本格的競馬施設で開設150周年を迎えた根岸競馬場跡地、横浜にある「馬の博物館」に見学にやってきました
なぜ横浜で競馬場がつくられたのか、当時の競馬の様子などを学芸員の方に説明していただきました
今現在普及している日本の競馬の文化の始まりはここ、根岸競馬で培われた馬文化が各地にひろまっていったのがきっかけということでした
また展示物の中には当時の根岸競馬場で開催されていた「天皇賞」の前身となる「ミカドズベース」と、今年の天皇賞春を制した武豊騎手との深い縁なども紹介され、目からウロコ
競馬以外にも日本東北部の伝統的な馬との生活様式も、建物ごと紹介されていました
当時の馬は蹄鉄ではなく、人のようにワラジをはかせて仕事をしていたそうです
「それぞれのワラジが用意されていて、人と馬の生活の距離の近さを感じました」
体験コーナーでは珍しい道具を実際にさわったり、馬に関する知識も勉強
今年もいい天気に恵まれ、公園内の芝生のうえで昼食をとりました
競馬場の形状を残した公園 コース内側のゴルフ場跡地は憩いの場になっていました
解放感にあふれる広い公園、そして元競馬場で馬乗りの血が騒いだのか、食後に公園1周ランニングにでかける男子たち(o^д^o)
なんかカッコイイ
残っている建物はほんの一部ですが、いまも圧倒的な存在感があり、「すごい」「カッコイイ」と声が上がります
当時スタンドからみた景色は、世界一美しい競馬場と絶賛されていたそうです
時代と景色は変わりましたが、この一角には引きこまれるような感覚があり、その姿が想像できる気がします
馬房内にいる馬たちを間近で見学させていただくことができました
乗馬苑の馬たちの中には天皇賞馬マイネルキッツ、中山グランドジャンプを制したマイネルネオスと2頭のGⅠ馬も
美浦トレーニングセンター、東京競馬場見学と、競馬の関連施設見学をしてきた生徒たち